大塚美術館を訪ねてみたら凄いところだった!

先日、「ボンカレー」「ポカリスエット」「カロリーメイト」の発案者として知られる、大塚ホールディングス会長の大塚明彦さんが亡くなられた。

くしくも、その日に徳島県を訪れ、大塚明彦さんが館長を務めていらっしゃった大塚美術館を訪れていた。

徳島県での観光目的は、阿波の渦潮(うずしを)をみて徳島ラーメンを食べるといったものだったが、近くに大塚美術館があるよと聞いたので寄らせてもらう程度だった。しかし想像してたのとだいぶ違い、とてつもなくでかかった!

入り口を背に、各国の国旗が並んでいるところをなぜか撮る。平日にもかかわらず、人が多かった。

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中に入ると、結構長いエスカレーターに乗ってあがった先にあるホールの
システィーナ礼拝堂天井画および壁画に、いきなり面食らってしまう。
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大塚美術館とは

「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本 最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」です。館内には、6名の選定委員によ って厳選された古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚 オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。それらは美術書や教科書と 違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。

また、大塚明彦大塚国際美術館館長は、2007年3月31日、キリスト教の伝統を数多くの美術作品を通じ、日本国内で紹介し理解を深めた功績により、ローマ法王庁より聖シルベストロ騎士団長勲章を授与されています。

門外不出の「ゲルニカ」をはじめ様々な作品が陶板にて見ることができます。
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ちなみに、館内撮影可です。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復前・修復後もあります。陶板と侮るなかれ、迫力満点です。
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そして、もう一枚だけ撮った絵があります。
それがこちら
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なんという題名か忘れてしまったのですが。
ここだけ、なぜかしばらく見入ってしまいました。

原寸大の作品とともに各作品ごとに説明が書かれているので、その時代背景から作者の意図するところなどが分かりやすくなっています。

とにかく、スケールがでっかい!

徳島県に行かれた際には、大塚美術館も訪れてみてください!