先日、ノロウイルスにかかりのたうち回っていたので、その惨状をすこし報告いたします。
よくニュースで聞かれるノロウイルスですが、いったいノロウイルスとはなんぞやというと
ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属である。カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。ノロウイルス属による集団感染は世界各地の学校や養護施設などで散発的に発生している。 ウィキペディア
ノロウイルスの主な症状とは
ノロウイルスの主な症状としましては
嘔吐・下痢・発熱で、症状には個人差があるが、主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もある。これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもない。ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)も報告されている。 ウィキペディア
個人差はあると思いますが、自分も上記のとおりでした。
仕事を終えて、いつもなら事務所でまったりと雑談するところですが、眠気があったので足早に帰宅の途につきました。
そして晩御飯を食べ、この日は餃子にご飯だったかいつもはご飯2杯はいける所を1杯でおさえ、早々に横になって休んでました。
ふと2時間後に目が覚めると異様に満腹感があるのを覚えているのですが、正しくは満腹感と言うよりも膨満感といったほうが正しいのかもしれません。
そのままお風呂に入り出たところで、異様な倦怠感を感じました。
まっすぐ立てないくらいのだるさを感じつつ着替えを済ませトイレに入ったところ、吐き気をもよおしたのです。
お酒を飲んだわけではないのに、なぜ吐き気?気のせいだろうと思ったのですが、もしかしたら出るかもと半信半疑で便器に顔を向けた瞬間に、
こうなりました
出展元:AsiaXLife
大げさではなく、「ブフォーッ!!ゴゴゴッー!」ほんとにこんな感じで
不意打ちなのでこんな感じで
このあと、みるみるとオカンが、悪寒がでてきてぶるぶると寒気に襲われることとなります。
あっという間に38度まで体温も上昇。
そしてこのあと6回まではいたことを記憶しているので、7.8回は吐いたかもしれません。
でも4回目以降は、吐くものすらないのに吐き続けていました。
「無いのに何故吐く?無いのに。」
を自問自答しながら吐いていたのをはっきりと覚えています。
そして後半からは、腹痛と下痢に見舞われます。
上から下からと渋滞状態で、上で吐きながら下の方から「おっせーよ!」「まだかよ!」とノックしているのです。
地獄絵図とはこのことです。
便もあとのほうは水のような便です。
体力だけでなく気力、精力をもむしりとっていく恐ろしい病
そして、40近くになろうかというおっさんがとうとうやってしまいました。
便失禁。
合間合間、横になって休んでいたのですが、
はっと気がつくと、らただならぬお尻のヒンヤリ感。
「やった!やってもうた。」
朦朧としながらもコトの重大さを感じ取りすぐさまトイレへ。
事実を受け入れがたい自分に、容赦ない現実を目のあたりにさせ、体力だけでなく気力、精力をもむしりとっていく恐ろしい病。
それが「ノロウイルス」なのです。
翌日、症状は治まりましたが熱だけは下がらないため病院受診をとおもい
で、「ノロウイルス」と診断されることとなります。
みなさん、「ノロウイルス」はお年寄りだけの病気ではありません。働き盛りの元気な男性にもかかってしまう恐ろしい病気です。
「ノロウイルス」の感染経路
「ノロウイルス」の感染経路としては
・一般的には牡蠣といった二枚貝から感染する食中毒
が原因元とされてきていましたが、今回の場合はそれに心当たりはありません。
今回考えられるのはヒトからヒトへの伝染。
・感染者が触ったドアノブなどを介しての感染。
・感染者の便や吐しゃ物を介しての感染(ウイルスが乾燥すると空気中にただよい口へと入ってしまう。)
・感染者の咳・くしゃみ、つばなどに含まれるウイルスを吸入することによる感染(飛沫感染)
とりあえず、かかってしまったら、まず、自宅のトイレを独占して換気を万全に行い家族にはなるべく近寄らず、ドアノブなど触れるものにも気をつけていただくしかないと思います。
以上、ノロウイルスにはもうコリゴリでしたというお話です。
“ノロウイルスの怖さを身を持って体験しましたので報告” への1件のフィードバック